【大三元】AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの良い点良くない点を本気で徹底レビュー
今回はNIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRについて良い点良くない点を徹底したいと思います。
カメラを始めたのは3年半ほど前ですが今回の
「 NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を所持したのは今から1年半前・・・
「標準ズームレンズ不要説」をやって
「単焦点レンズを揃えた方がよっぽど楽しい」
と動画内で言っていました。
老人と文学社さんは私は大好きですし
とても参考にさせていただいております。
ですが、
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR を1年半所持し、
7本レンズを保有する私がズバリ結論を言うと・・・
「最高であり大満足の一品」
なぜ最高であり大満足の一品なのか詳しく語っていきたいと思います。
大三元レンズとは
カメラを始めたらレンズが欲しくなる。
↓
欲しくなると自然と調べたくなる。
↓
調べると必ずと言って良いほど名前が上がる。
↓
そうそれは
「大三元レンズ」
大三元レンズとは
NIKONでいうと
「NIKKOR14−24mm f/2.8」超広角レンズ 希望小売価格:308,000円
「NIKKOR 24-70mm f/2.8」標準レンズ 希望小売価格:316,250円
「NIKKOR 70−200mm f/2.8」望遠レンズ 希望小売価格:341,000円
ヒョエ〜〜〜
カメラ初心者には手が出せないレンズですね・・・
ですが！
この中でも今回の「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を強くオススメしたいと思います。
大三元は明るいレンズ
「レンズのスペックってどれも同じだろ〜」と思っているあなた！
全然違いますよ〜！！笑
まずなんでユーチューバーさんは「単焦点レンズ」を推すのか？
その理由は簡単です。
「明るいから」
カメラは「露出の三角形」というもので写真の明るさが決まります。
1つ目はF値
2つ目はSS（シャッタースピード）
3つ目はISO感度（イソ）
レンズは1つ目のF値とは、「レンズの焦点距離を有効口径で割った値であり、レンズの明るさを示す指標として用いられる。 F値が小さいほどレンズは明るく（=レンズを通る光量が多い）、シャッター速度を速くできる。 F値のFとは「焦点の」を意味する"focal"から来ている。」
（後日SSとISOについてお話しします。）
単焦点レンズは「広角にしたり、望遠にしたりできない」レンズです。
ですので設計上レンズを簡単に明るくできます。（設計士さんありがとうございます！）
逆に標準ズームレンズは「広角にしたり、望遠にしたりできる」ため
設計が難しく、自然と暗いレンズに仕上がってしまいます。
高いレンズ＝明るいレンズ
と思ってもらって良いと思います。
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの良くない点
とにかく重い
約1070g
例えば、NIKON D850のような一眼レフカメラと合わせると約2kg になります。
重すぎる・・・女子にはきつい重さかも・・・笑
小三元レンズに「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」というレンズがあります。
こちらはF値が「F4」で一段暗くなりますが「120mm」まで望遠にすることができます。
なのに「約710g」と約360g軽いんです。
この360gが全然違います・・・笑
重すぎて持っていくことをためらいます笑
もっと軽くて良いレンズないかな〜？←無理
とにかく高い
先ほど記述しましたが、希望小売価格:316,250円です。笑
中古市場を探しても「20万円」はするレンズ・・・
20万円あったら何できます？笑
わかっていると思いますが
レンズだけの値段です。笑
フルサイズカメラと合わせると中古でも
「30〜35万円」はしますよね・・・
これからカメラ始めようかなって思う人はなかなか手を出せないですよ・・・
でも、私はこのレンズを推しますが・・・苦笑
でも30万円超えは高い！！！
その性能さえ理解すれば決して高くないかも？・・・笑
アタッチメントサイズ（レンズ径）が82mm
82mmのレンズ径は大きいです。大きいほうがかっこいいですし、大きい分光をより多く取り入れます。
ですが、「NDフィルター」や「PLフィルター」のようなフィルターはもちろん、
「レンズ保護フィルター」は必ずつけますよね？そんなフィルターたちが良いお値段するんです」。笑
ましてや30万円超えの超高級スーパーレンズです。
チープなフィルターをつけてはせっかくの最高級画質が落ちてしまいせっかくの性能をダメにしてしまう可能性が高いです。
やっぱり最高級画質を保ちたいので良いフィルターを付けがちです。
またいるよね・・・予算・・・笑
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの良い点
このレンズ一本で大体なんでも撮れる
カメラを始めたらレンズ沼というみなさん必ずハマる沼があります。
レンズ沼は底知れぬふかーいふかーい沼です。笑
現に筆者もレンズ沼にドップリとハマり7本のレンズたちと仲良くしています。
沢山レンズを買うならこの「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」でしょ。
と今大きな声で言いたい。笑
その中でもこの
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
は単焦点レンズで撮ったような美しい写真が簡単に撮れてしまいます。
ね(￣▽￣)b
新型の「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」だけですが
フォーカススピードが爆速で気持ちいい
ヨドバシカメラのような大型家電量販店行くと
シャッター切らせてもらえると思うのですが、フォーカススピードが速すぎて
「え？」
ってなります。もうほんまにすごいです。
筆者は旅客機が好きで良く空港へいき撮影しています。
その際爆速フォーカスだと失敗が少ないです。
旅客機はよく飛んでいますが狙った飛行機を撮影しにいき、ピントが外れて失敗した時にはもう〜・・・笑
そんな時、このAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRは失敗が少ないレンズです。
爆速フォーカは旅客機好きからしても
撮影をお仕事にしている方も必要になる性能ではないでしょうか？
「電磁絞り機構の搭載による安定したAEが、高速連続撮影をサポート。」
とのことです。
一度お試しあれ。
手振れ補正がすごい
ニコンのHPによると（※）約４段分の手振れ補正ができるとのことです。
元々明るいレンズで4段分手振れ補正が効くということは
「ほとんどの撮影で三脚を持っていく必要がない」ということになります。
これはすごい！！！手振れ補正の恩恵をめっちゃ受けますよ〜！
（※）段ってなんぞやと思うと思いますが、
カメラの世界では明るさの単位を示す指標の一つに「段」が使われます。
英語圏では「１EV」といいます。
「1段＝1EV」
光の入る量を段階化したもので、「段数＝明るさ」と思ってもらっても問題ないと思います
ゴースト・フレアが出にくい
ゴースト・フレアが出にくいのは「ナノクリスタルコート」というNIKON独自のレンズに対するコーティングのことで筆者はナノクリスタルコートの恩恵をすごく受けています。
ナノクリスタルコートは、ニコンが最先端の半導体露光装置を開発する過程で生み出した、非常に効果的なレンズ反射防止コーティングです。
ナノサイズ（1ナノメートルは、1/1,000,000 mm）の極めて微細な結晶粒子からなる超低屈折率層を持ち、可視光域（380 nm～780 nm）の全領域で、多層膜コーティングなどの従来の反射防止コーティングの限界を超えた、高い反射防止効果を実現。
これにより、従来のコーティングでは低減が困難であった赤い光によるゴーストも防止効果を飛躍的に向上しました。
さらに、レンズに斜めから入射する光に起因するゴースト、フレアに対しても大きな低減効果を発揮。安定してクリアーな画像が得られます。
ということです。ニコンから直接引用しました！笑笑
これぞナノクリスタルコート！
こんだけ明るいところで撮影すると自然とフレアが出たりするものですが、とっても美しい写真になりました！
ナノクリスタルコートのあるレンズだとお値段が・・・ （察し）
F2.8通し
このレンズ最大の特徴であり大三元レンズという名前をもらっているように
「F2.8」は明るい！！！
標準ズームレンズでF2.8は最高ですよ！
単焦点レンズだと「F1.8」ぐらいですよね！
そう思うと暗いですが広角望遠できて単焦点レンズ並みの画質と考えたらもう最高ですよ！
普段なら「F4」でも十分なのでとても明るいレンズですよね！
所有感を満たしてくれる
↑の3本は俗にいう大三元レンズ
どうですか？このかっこよさ。
所有感ってとっても大事なことだと思います。
大切にしよう！という気持ち。
このレンズを買うために貯金頑張るんだ！という気持ち。
視覚、触覚、聴覚の3つの感覚を癒してくれるそんなレンズ。
ハァ〜かっこいい〜
MADE IN JAPAN
これぞ！日本製。日本というカメラ大国から生まれた最高級品。
筆者は日本製であることをあまり気にしていませんが
みなさんの参考になればと思い記述しました。
でも気持ち良いですよね！「MADE IN JAPAN」
まとめ
筆者は「良いレンズ」「良いカメラ」よりも構図が一番大事だと思っています。
ですが、構図が良くても撮影に失敗したらなんの意味もありません。
先述したように「所有感を満たしてくれる」というのもカメラを頑張ろ！と思う素敵な要因だと信じています。
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRは「性能」「フォルム」「所有感」を満たしてくれる最高のレンズだと思います。
単焦点レンズを集めてお出かけする際「今回はこの構図で撮りたいから50mm F1.4 のレンズにしよ〜っと」とすると間違いなく写真の上達は早いと思いますが
標準ズームレンズでも「この画角縛りで行こう」ということもできます。
したがって筆者は「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を強く推したいです。
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR一本あれば大体なんでも撮れますよ〜！
気になりましたら上記のサイトへいきどんな作品が撮れているのかな〜？なんて見ると購買欲が湧くと思いますよ！
筆者はこの「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」が大好きです。
このレンズの魅力をわかって欲しい。と本気で思っています。
文字におこすのが苦手ですが精一杯伝えたつもりです。
購入されましたら、是非コメントいただけると嬉しいです！
かめまる（２８）
和歌山在住・写真/ゴルフ/コーヒー/ガジェット
〜良いものをどんどん紹介したい〜
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